在宅での介護用品の選び方って、どのようにされてますか?そもそも人間の心身機能って、25歳でピークに達して、それ以降は加齢に従って徐々に低下していくようなんですね。って言う事は、老化を主たる原因として、介護ニーズはこのようなゆっくりとした心身機能の低下に従って増加していく事になるんですね。ですから、その時の心身状況に、最も適した介護用品を使うことがベストなんですね。例えば、介護用品の中でも最も一般的ではあるんですが、比較的高価な買い物であるベッドを例にお話してみますね。ベッドは、勿論、年齢に関係なく全ての方が使う事が出来ますよね。ですが、介護の面から、ベッドの機能別の使用時期を考えてみましょうか。
先ず、加齢による老化から足腰の力が弱ってくると、布団などの直接畳に近い位置から立ち上がるのがとっても辛くなってきますよね。なので、この時、畳から少し高くなっているベッドを使えば、ベッドに腰掛けた位置から立ち上がる事が出来る為、立ち上がりはとっても楽になるんですよね。この事は、私も両親には喜ばれましたね〜(笑)それに、布団の上げ下げ等の重労働をしなくても済みますしね。次に、もう少し老化が進んでくると、ベッド上での起き上がる動作が困難になってくるんです。これは、起き上がる為には、腕の力や腹筋の力など様々な筋肉の力が必要なんですが、筋肉の衰えの為、起き上がるのがとっても辛くなるんですね。この為、背上げ機能が付いたギヤッジベッドは、身体を起こす上で非常に役に立つものなんです。ですが、この背上げ機能を利用する機会は、食事やトイレ等、一日に何回もあるんですよね。この為、在宅では、手動ではなく、チョッと高額なんですが、出来るだけ楽に背上げが出来る、電動モーターのベッドの方が便利だと言えますね。
更に、要介護者の方が弱ってきて、ベッドから車イス等への移乗が困難になってくると、ベッド自体を上下出来るハイ&ローの機能が必要となってくるんです。それに、ベッド上での移動が困難になってくると、膝上げの機能も必要となってくるんですね。この膝上げ機能って言うのは、背を上げた時に、要介護者の身体がベッドの下手側にズレるのを防ぐ為なんですよ。確かにこのズレは、わずか数センチのズレなんですが、毎日、何回もこのズレを直す作業は、介護者にとっては大きな苦痛になってくるものなんですよね。この症状まで老化が進んでくると、ベッドは三モーターの電動介護ベッドや背上げ膝上げ連動型の二モーターの方がお互いに良い事になるようです。それに、三モーターのベッドでは、膝上げ機能が単独で使用出来る為、オムツ使用者のベッド上でのおむつ交換が楽になるんです。
このように身体の機能は、布団からベッド、一モーターのベッド、ハイ&ロー付きのベッド、そして、三モーターのベッドを必要とする身体機能低下まで、一年から四年くらいの期間にダンダンと低下していくんです。でも例えば、一般の家庭で、ベッドを四年の間に四回も買い替えるなんて事は難しいですよね。レンタルを利用する方法もあるんですが、手続きの煩雑さや搬出入の費用、契約期間中の費用等を考えると、最初からある程度機能の充実したものを選ぶ方が良いようです。又、疾病によっては、急激な身体機能の低下も考えられますよね。この場合には、一年半後が目安になるようです。その為、疾病を原因とした心身機能の低下は、まず医師などに一年半後の状態を聞く事が大事になるんです。つまり、介護用品を選ぶ場合には、先ず、医師や看護師など医学の専門家に、要介護者の一年半後の状況を聞く事です。次に、現在の状況を介護ショップなど介護用品の専門家にみてもらって、最も適した介護用品を選ぶ事です。そして、その後、一年半後の状態を予想して専門家と相談して、最終的に介護用品を選ぶのが良いですね。いかがですか、お互いに負担の少なくなる、笑顔が見られる介護用品を選びたいものですね。介護は大変ですが、頑張って下さいね。
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